50代からの学びの道

オンラインで学ぶ

2020年のコロナ禍を機に、さまざまな分野でオンライン化が進められています。

多くの教育現場でもオンライン授業が導入され、企業における社員研修や社会人学習(リカレント教育)でもオンライン化が急激に進んでいます。

オンラインで学ぶには、インターネットへの接続環境とパソコンやタブレット端末があれば可能なので、いつでも、どこでも学習することができます。
英会話講座や資格取得講座の中には、申し込みから講座終了までスマホだけで完結するというものもあります。

「生涯学習」が当たり前の時代になっていますが、50代に限らず、60代、70代、80代、90代になっても何かを学びたいという方にとって、オンラインで学ぶ方法は最も身近なものになる可能性があります。

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オンラインで学ぶための環境作り

オンラインで何かを学ぶには、まずはインターネット接続環境を整えておく必要があります。 (スマホだけで学ぶことも可能ですが、画面が小さく操作が難しいケースもあります。)

すでにテレワークなどを実施している方は、そのままでもオンライン学習を行うことができますが、これから挑戦したいという方は、パソコンやタブレットを用意し、インターネットに接続して基本的な操作の仕方をマスターしておきましょう。

電源の入れ方やネット検索の仕方、簡単な文字入力、メールの送受信ができれば、あとは経験を積みながら覚えていくことができます。

また、カメラやマイク、イヤフォン、プリンタなどは、必要に応じて揃えて行くようにしましょう。

 

オンラインで学ぶ方法

オンラインでの学び方は、リアルタイムで講義に参加する「ライブ型(生放送)」と、録画した映像を再生して学ぶ「録画型」の2通りがあります。

社会人学習のほか、多くの教育現場などで導入されているライブ型は、講義を受ける日時が決められているという制限がありますが、疑問があればその場で質問をするなど、講師と受講者の双方向のコミュニケーションが取れるというメリットがあります。

ただし、ライブ型のオンライン学習を受講するには、マイクやカメラのほか、Zoom(ズーム)やSkype(スカイプ)などのビデオ会議ツールを使用する場合があるので、前もってチェックしておく必要があります。

一方、録画型のオンライン学習は「eラーニング」とも言われている方法で、収録されている動画を視聴しながら学んで行くというものです。

パソコンやタブレットからアクセスすれば、いつでも何度でも視聴することができ、外出先ではスマホからアクセスして学習を進めるということも可能です。

録画型の場合は、リアルタイムではないので、疑問点があってもすぐに質問することができず、講師とのコミュニケーションが取りにくいというデメリットがありますが、好きな時間にマイペースで学習できるというメリットがあります。

また、遠隔地でも一流の講師の授業を受けられる、高齢化して外出が難しくなっても学び続けることができるなどの利点もあることから、オンライン学習は今後もさまざまな分野で導入されることが予想されます。

 

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