自由で豊かな人生を目指して
60歳定年が一般的だった頃、50代と言えば定年後の人生を考える時期に来ていました。
しかし、寿命がどんどん延び、人生100年と言われる令和時代の今、50代は長い人生の中間点に過ぎません。
自由で豊かな人生を目指して何かを学び始めることも、新たな夢に向かってスタートすることも可能です。
自分の人生を自分で設計しよう
50代になったら、一度立ち止まって今までの人生を振り返ってみましょう。
望み通りの人生だったなら申し分ありませんが、そうでなかった場合は「自分の望み」に沿って軌道修正しましょう。
仕事中心、家族中心で頑張って来た方も、今後は「自分中心」にシフトチェンジすることをおすすめします。
「自分は何が好きなのか」、「何が得意なのか」、そして「どんな人生をおくりたいのか」を軸に据えて今後の人生を設計しましょう。
5年後、10年後、20年後、30年後・・・と、理想とする自分の人生をイメージしておくことにより、今やるべきことが見えてきます。
時代の変化に合わせた新しい価値観を持とう
時代は刻々と変化しています。 少子化と超高齢化は急速に伸展し、労働力人口も加速度的に減少しています。
年金制度や社会保障制度も変化して行くことは確実で、今までの常識や古い価値観に縛られていては、今後の豊かな老後は望めないかもしれません。
70歳定年が普通になり、生涯現役で働く人が増えることも予想されます。
また、2019年末から世界を襲ったコロナ禍は、人々の社会生活や経済、労働環境、アートの世界にまで劇的な変化をもたらしました。
さらに2045年には、AIなどの技術が人間の知能を超え、予測不可能なことが起こるとされる「シンギュラリティ」問題が控えています。
50代以降の人生を豊かなものにするためには、このような時代の変化をいち早くキャッチし、今までの常識にとらわれない新しい価値観を持つ必要があります。
本当にやりたい事を実現するために
いかに理想の人生を想い描いても、生活基盤が不安定では人生の設計そのものが不安定になってしまいます。
まずは生活基盤をしっかりと整えておきましょう。
そのためには、「年金以外の収入源を確保しておく」、「貯蓄を増やしておく」、「長期的な積み立てをしておく」、「一生稼げる資格を取得しておく」、「起業してビジネスを軌道にのせる」、「フリーランスとして働けるスキルを身に着けておく」、「暮らしやすい地方に移住する」など、さまざまな方法があります。
そして、無理をしたり苦痛を伴う方法ではなく、「なりたい自分」に近づける方法で生活基盤を整えることができれば、それがベストと言えます。
新しいことにチャレンジする
50代は、新しいことにチャレンジする最適な年代です。
経験を重ねた大人だからこそ、学びたいことや学ぶ方法を自ら選び、実践することができるからです。
「子供の頃から憧れていたこと」、「自分には無理と思い込んでいたこと」、或いは「今まで想像もしなかったこと」であっても、チャレンジできるのが50代です。
好奇心や向上心を失わなければ、学ぶ機会はたくさんあります。
学ぶことにより、自らを成長させるばかりでなく、仕事を充実させたり、人脈が増えたり、時には人生が大きく変わるきっかけにもなります。
単なる趣味であっても、何かを学ぶことにより今後の人生に彩りを添え、豊かな老後へとつなげることができます。
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