50代から学びたいこと
50代から何かを学ぶことは、自らを成長させ、後半の人生をより豊かにします。
まだまだ仕事を続けたいという方には、スキルアップのための学びを、趣味を充実させたいという方には趣味に関する学びがおすすめですが、独立を考えている方には資格取得を目指すのもおすすめです。
スキルアップのための学び
コロナ禍をきっかけに、多くの企業でテレワーク(リモートワーク)が導入されましたが、まだまだ仕事を続けたいという50代の方は、まずはテレワークに対応できるスキルを身に着けておくと、昇進や昇給のチャンスが広がります。
最低限、パソコンを使用した文字の入力や検索の仕方がわかれば、あとは経験を積みながら独学でもスキルアップして行くことができます。
パソコンの操作に自信がついてきたら、「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」の資格取得に挑戦してみてください。
MOSの資格は、マイクロソフトのオフィスソフト (エクセル、ワード、アクセス、パワーポイント、アウトルック)を使いこなすことができるという証明にもなるので、50代以降の転職や再就職の際にも役立ちます。
そのほか、現在の仕事に関する知識を深めたり、技術を高める努力を続けることにより、その道のエキスパートになり、キャリア形成にもつながります。
趣味を充実させるための学び
50代のうちから好きな趣味をいくつか持ち、その趣味を充実させておくことにより、後半の人生がより豊かな実り多いものになります。
60代、70代で定年退職した後、趣味が何もないと「毎日何をしたらよいかわからない」といった状況に陥りがちですが、やりたい事があればそのようなこともありません。
ウォーキングやガーデニング、英会話、家庭菜園、スイミング、サイクリング、釣り、パソコン、SNS、パズル、読書、楽器演奏、カラオケ、社交ダンス、ヨガ、そば打ち、陶芸、囲碁、将棋、テニス、バドミントン、卓球、野球、サッカー、短歌、俳句、写真撮影、お菓子作り、ハーブ、アロマ、生け花、ワイン、映画鑑賞、音楽鑑賞など、数多くの趣味があるので、気になるものをピックアップしてみてください。
好きな趣味に関する情報収集や学びは、新鮮な発見や驚きがあり、視野を広げ、人脈を増やすことにもつながります。
独立を目指すための学び
「いずれは独立・起業したい」という志を持っている50代の方には、資格取得がおすすめです。
独立につながる本格的な国家資格として、行政書士、司法書士、弁理士、弁護士、社会保険労務士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、宅地建物取引士、中小企業診断士、公認会計士、調理師、製菓衛生士、あん摩マッサージ指圧師などがあります。
このような資格取得を目指す場合は、試験の日程を考慮しながら効率的に学ぶ計画を立てましょう。平行して開業のための資金を貯め、人脈を広げておくと開業直後のビジネスを有利に進めることができます。
また、ネットが発達した現代では、国家資格以外の民間資格やマイナーな資格でも、独立・起業が可能になっています。
資格取得後は、自宅に居ながらプチ起業したり、教室を開いて講師として活躍したり、フリーランスとして働くこともできます。
資格を取得しなくても、今までの実務経験をもとにフランチャイズに加入して独立・起業するという方法もあります。
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